「子どもに学びをゆだねる」「子ども主体で」——こうした言葉が教育現場に広まる一方で、授業の手ごたえをかえって感じにくくなっている先生は少なくないのではないでしょうか。

本書は、そんな時代の空気に一石を投じる国語科教育の実践書です。「ゆだねる」ことと「子どもを大切にすること」は、本当に同じことなのか。その根本的な問いを出発点に、著者は「問題解決的な単元デザイン」という独自の理論を軸に、子どもが学びの必然性を自ら感じ取り、主体として立ち上がっていく授業づくりの方法を丁寧に解き明かしていきます。

構成は理論・指導・実践の三層になっており、読む目的に応じてどこからでも手が届く設計です。単元とはそもそも何かという問い直しから始まり、学びへの必然性を生み出す導入の工夫、子どもの主体性に火をつける「ちょこっと指導」、意味のある評価のあり方まで。さらに、小学五年生の教科書教材を使った六つの単元案が、構想の意図から評価の視点まで詳細に紹介されており、理論が実践の中でどのように息づくかを、読者自身が追体験できる構成となっています。

読み進めるうちに、自分の授業観がじわりと変わっていく感覚を覚えるでしょう。子どもがワクワクする学びと、教師としての創造の喜びを取り戻したい方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
問題解決的な国語科単元デザインの理論と実践(小学5年生)-言語活動を軸としたことばの探究を実現するために-
¥1,000
「子どもに学びをゆだねる」「子ども主体で」——こうした言葉が教育現場に広まる一方で、授業の手ごたえをかえって感じにくくなっている先生は少なくないのではないでしょうか。

本書は、そんな時代の空気に一石を投じる国語科教育の実践書です。「ゆだねる」ことと「子どもを大切にすること」は、本当に同じことなのか。その根本的な問いを出発点に、著者は「問題解決的な単元デザイン」という独自の理論を軸に、子どもが学びの必然性を自ら感じ取り、主体として立ち上がっていく授業づくりの方法を丁寧に解き明かしていきます。

構成は理論・指導・実践の三層になっており、読む目的に応じてどこからでも手が届く設計です。単元とはそもそも何かという問い直しから始まり、学びへの必然性を生み出す導入の工夫、子どもの主体性に火をつける「ちょこっと指導」、意味のある評価のあり方まで。さらに、小学五年生の教科書教材を使った六つの単元案が、構想の意図から評価の視点まで詳細に紹介されており、理論が実践の中でどのように息づくかを、読者自身が追体験できる構成となっています。

読み進めるうちに、自分の授業観がじわりと変わっていく感覚を覚えるでしょう。子どもがワクワクする学びと、教師としての創造の喜びを取り戻したい方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。